宣材写真とは
宣材写真とは宣伝材料写真の略称です。
宣材写真という言葉はどのようなジャンルで使われるか
宣伝に使う材料となる写真を指すためモデルや俳優、声優などの芸能活動に限って使用される言葉ではありません。弁護士、税理士、公認会計士など士業の方々にとってはホームページで使用する自身のプロフィール写真を宣材写真といえますし、講師やコンサルタント、保険外交員、会社の代表(社長)の方々などがビジネスで使用する自身のプロフィール写真も宣材写真と言うことができます。最近ではビジネスプロフィール、ビジネスポートレートなどと表現する方もいるようです。使用用途はホームページ、名刺、社員証、パンフレット、リーフレットなどなど様々なシーンで使用されています。以上のように宣材写真とは非常に幅広いジャンルで使われている言葉です。
宣材写真はモデルや俳優などの営業活動、宣伝活動に必要不可欠
モデルや俳優が雑誌や広告、テレビへの出演を希望する際に雑誌の編集部や広告代理店などに対して宣伝活動及び営業活動をする際に使用する写真です。宣材写真がないとモデルや俳優の活動はスタートすらしません。必要不可欠です。
オーディション写真とは
各種オーディションへの応募写真として利用することから宣材写真をオーディション写真と呼ぶ事があります。
オーディションで求められる写真
オーディションでよく求められるのは全身写真とバストアップの写真を1枚ずつ求められます。
使用方法は?写真のサイズは?
オーディションによってはa4サイズあるいはa3サイズにて専用の応募用紙を作っている場合もあり、名前や住所など必要事項を記載してL版(L判)サイズの写真2枚張り付け応募します。最近ではwebサイトにて応募フォームを作っている業者もあり、応募者はスマホやパソコンを利用してフォームに写真を添付して応募します。応募フォームに添付する場合は写真サイズに制限があるので気を付けたほうがいいです。
ポーズや服装、髪型などはどうすればいいか?
オーディションの種類によって求められる服装やポーズはバラバラです。ここではモデルや俳優など芸能活動で使いやすい、求められやすいポーズや服装、表情などについて説明します。
- ポーズ
- かわいいポーズ、かっこいいポージングは必要ありません。シンプルでバランスのとれたスタイルがわかりやすい、スタイルがよく見えるポーズをする必要があります。ファッション誌のモデルに限ってはまっすぐ直立のバストアップと全身を求められることが多いです。
- 髪型
- 髪型はその方の個性なので特にこれがいいこれが悪いということはありませんが、目に髪がかかってる髪型はお勧めしません。また顔が影になる髪型も良くないでしょう。女性は髪の長さがわかり、髪で首を隠さないように気を付けたほうが良いでしょう。
- 衣装、服装
- 男性は女性も上は半そでかノースリーブ(女性はキャミソールも可です。)の夏服でダボついた服装ではなく体のラインがわかりやすい服装を着るようにしましょう。タートルネックなど首を隠す服装は避けるべきです。男性は細身の長ズボンがいいでしょう。ただし、オーディションによってはハーフパンツを求められる事があるので撮影しておいたほうが良いでしょう。女性はショートパンツかひざ上のスカートでできるだけ足を見せたほうが良いでしょう。夏物ワンピースも良いと思います。水着の写真を求められる事もあるので撮影しておいたほうが良いでしょう。オーディションによって提出する写真を使い分けることができるので色々な衣装で撮影しておく事をお勧めします。
- 表情
- 衣装同様、笑顔や無表情などいろいろな表情を撮影しておくと、オーディションによって応募する写真を使い分けることができるので便利です。笑顔だけにおいても歯を出した笑顔、歯を出さない微笑などバリエーションがあると良いでしょう。
- 背景
- 背景は白がお勧めです。外で撮った背景のある写真も場合によってはいいのですが、ほぼすべてのオーディションに使用可能です
どこで撮ってもらえるか
宣材写真、オーディション写真などを撮ってくれる専門のフォトスタジオで撮影してもらうことをお勧めします。ポーズなど相談もできますし、経験豊富なプロに撮影してもらう白い背景の写真はオーディション写真として間違えなく武器になります。どうしても費用はかかってしまいますが、チャンスを掴むためにも是非プロのカメラマンにお願いする事をおすすします。1例ではありますがacmakを運営するスイート有限会社が運営する後楽園スタジオは経験豊富なプロが5980円と安い料金にてオーディション写真の撮影が可能です。最寄り駅は水道橋、後楽園であり東京都内に位置します。また、徒歩3分ほどで東京ドームシティに行ける位置となります。
よくある失敗
格安に激安にオーディション応募用の写真、宣材写真を用意したい、費用をできるだけ安くおさえたいと思う方は非常に多いと思います。それがゆえオーディション写真の撮影方法などを失敗することがあります。以下に例をご紹介します。
- スマホで撮影
- 自撮り
- 家族や友達、知り合いにお願いする
- レタッチや加工をする