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七草

春の七草
材料

みなさん、昨日七草粥は食べましたか?

胃腸の調子を整え、栄養満点の七草粥を是非作って食べてみてください。

七草(ななくさ)とは1月7日【人日の節句(じんじつのせっく)】の朝に7種類の野菜が入ったあったかい汁ものを食べる風習の事。本来の七草は秋の七草を指しますが一般的には1月7日(春の七草)を指すそうです。

春の七草
  • 芹(せり):ビタミンA、B、カルシウム、貧血に有効な鉄分、ビタミンCを含んでおり、香りには発汗、保温作用があり、冷え性や風邪に効果があり、また、便秘解消に役立つそうです。
  • 薺(なずな):ペンペン草のことでたんぱく質、ビタミンA、B、C、鉄、マンガンが豊富で、貧血に効果的で、アセチルコリンやカリウムイオンの作用によって、血圧を下げる作用もあります。
  • 御形(ごぎょう):ははこぐさのことでたんぱく質、ミネラル、ヒトステロール、カリ塩などが含まれ胃炎を抑えてくれる効果があるそうです。
  • 繁縷(はこべら):はこべのことでたんぱく質、カリウム、鉄などを含み整腸作用があるそうです。
  • 仏の座(ほとけのざ):コオニタビラコのことで、整腸作用があり、高血圧を予防すると言われています。
  • 菘(すずな):蕪(かぶ)の葉のことで、ビタミンA、C、カルシウム、鉄分を含み体に抵抗力をつけてくれるそうです
  • すずしろ:大根の葉のことで、消化に良くビタミンA、B、C、鉄分、リン、カリウムを含み体に抵抗力をつけてくれるそうです。

七草粥(ななくさがゆ)

七草粥の完成
材料
  • 米:1合
  • 水:7カップ
  • せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな(かぶ)・すずしろ(大根):各30g
  • 塩:大さじ1と1/2
調理方法
  1. 米は鍋に入れ水7カップに1時間ほどつけておきます。
  2. そのまま蓋(ふた)をして中火で炊き始め、沸騰したら弱火で吹きこぼれないように   弱火で20分炊きます。
  3. 七草は洗ってサッとゆで、刻んでおきます。
  4. お粥が炊きあがったら3の七草と塩を加えて混ぜ蓋をして1分ほど蒸らしたら完成。