酢の物
鷹の爪の下準備、甘酢の作り方をご紹介します。
- 鷹の爪
- 鷹の爪をぬるま湯で戻し、中の種を取りのぞき2~3mmの輪切りにします。(菊蕪、酢蓮用)
- 甘酢の作り方
- 酢900cc、水900cc、砂糖500ccをあわせ一度沸かして冷まして完成。(紅白なます、菊蕪、酢蓮用の甘酢をいっぺんに作ります。)
紅白なます(こうはくなます)
紅白なます
紅白なますは水引をかたどったもので縁起物として食べられるようになったそうです。水引とはお祝い封筒などに使用される紐(ひも)のことです。
- 材料
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- 6cm幅に輪切りにした大根:1つ
- 6cm幅に輪切りにした人参:1つ
- 塩:小さじ2杯
- 甘酢:大根と人参がつかる程度の量
- 調理方法
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- 大根、人参を6cm感覚の輪切りにする。少し厚めの桂むきにします。4cm感覚で切りそれを重ねて4cmを千切りにします。
- 塩をふりかけもんでしんなりさせます。
- 水気をしぼって甘酢に30分漬けたら完成
菊蕪(きくかぶ)
菊蕪
蕪(かぶ)は不老長寿の象徴として食べられるようになったそうです。
- 材料
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- 蕪:2個
- 塩:適量
- 昆布:1枚(縦10cm横5cm)
- 輪切りの鷹の爪:16個・・・飾りつけのため
- 甘酢:蕪が漬かる程度の量
- 調理方法
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- 蕪の上はし、下はしを切りおとし蕪の皮をむきます。
- 切り落とし口と平行に半分に切る。半分に切った切り口を表にして、端を4箇所切り落とし、断面2/3くらいまで切れ目をたてよこに細かく入れます(切ってしまわないように気をつける)。
- 裏に返し十字に四等分します。
- 海水くらいの塩分濃度の塩水に昆布を入れ、蕪を浸ししんなりさせます。
- 鷹の爪の輪切りと甘酢を器に入れ、その中に手で水気を絞った蕪を30分漬けたら完成
- 重詰めについて・・・それぞれ蕪の水気を手でよく搾り格子状に切った断面を菊のように広げ鷹の爪を一つのせる。
酢蓮(すばす)
酢蓮
蓮根は穴が空いていることから遠くが見えるように先見性のある、見通しのよい一年を祈願して御節料理として食べられるようになったそうです
- 材料
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- 酢:大さじ1
- レンコン:1本
- 甘酢:蓮根がつかるくらいの量
- 鷹の爪:一本分を輪切りにしたもの
- 調理方法
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- レンコンの皮をむき3mmくらいの輪切りにする
- 酢を少々加えたお湯でかるくゆでます(酢を加えるとより白く仕上がります)
- 鷹の爪の輪切りと甘酢を器に入れ、その中に水気を切った蓮根を30分漬けたら完成